82歳のクリミア・タタール人、クリミアとの行政境界線にて露占領政権により拘束

8日、クリミアと大陸側ウクライナの間の行政境界線上にて、82歳のクリミア・タタール民族運動活動家のアイシェ・セイトムラトヴァ氏が拘束された。

クリミア・タタール民族代表機関「メジュリス」のレファト・チュバロフ氏がフェイスブック・アカウントにて伝えた

チュバロフ氏は、「たった今、大陸側ウクライナとクリミア半島の間の行政境界線検問地点『チャプリンカ』にて、ロシア占領者が、伝説的クリミア・タタール人女性で、ソ連の反体制運動家、記者、歴史家、クリミア・タタール民族運動のベテランの82歳のアイシェ・セイトムラトヴァ氏を拘束したことが判明した」と書き込んだ。

チュバロフ氏は、セイトムラトヴァ氏は、1978年にソ連を追放されてから米国国籍を得ていると指摘した。セイトムラトヴァ氏は、2014年のロシア軍によるクリミア占領後もクリミアを去ることを拒否してきたのだという。