ハルキウ市で初のLGBTパレード開催

15日、東部ハルキウ市にて、数百名の市民がLGBT+の人々の権利平等を求めて「ハルキウ・プライド」パレードが開催された。

「ハルキウ・プライド」の運営者たちがフェイスブック・アカウントにて伝えた

当日の参加者は数百名。運営者側の発表によれば、参加登録をしていた人たちは1100名以上だとのこと。

なお、前日には、ヴァレリー・スクレンコ・ハルキウ州警察総局局長が、ハルキウ市の警察は今回のパレードを保護するに十分な能力があると発表していた。

当日、ハルキウ市中心部では、このハルキウ・プライドの行進のほか、同行進への反対を表明する右派系団体代表者たちによる集会も開かれた。右派集会参加者は、ハルキウ・プライドと並行して歩いたが、警察車両と警察官が間に入り、両者を分断した。

なお、ウクライナでは、これまでキーウ(キエフ)、オデーサ、ヘルソン、ザポリッジャ、クリヴィー・リフ等で14回のLGBT+問題啓蒙のパレードが開かれている。今年の首都キーウでのパレードには、8000人以上が参加していた。