露裁判所、クリミア・タタール人6名の逮捕期間3か月延長

露ロストフ・ナ・ドヌーの裁判所は、いわゆる「ヒズブット・タフリール(イスラム解放党)案件」と呼ばれる複数裁判案件のうち第2シンフェローポリ・グループと呼ばれる6名のクリミア・タタール人の逮捕期間を11月15日まで延長した。

12日、市民ネットワーク「クリミアの連帯」がフェイスブック・アカウントで伝えた。

発表には、「今日、2019年8月12日、『ヒズブット・タフリール案件』(第2シンフェローポリ・グループ)で、オスマン・アリフメメトフ、ウラドレン・アブドゥルカドィロフ、セルヴェト・ハジイェフ、ルステム・シェイハリイェフ、ファロフド・バザロフ、ビリャル・アディロフの裁判が行われた」と書かれている。

写真:クリミアの連帯

裁判を審議したのは、露南部のロストフ・ナ・ドヌー市キロフスキー地区裁判所で、捜査側による6名の未決囚予防措置としての逮捕期間延長に関する裁判であったとのこと。

裁判所は、捜査側の要請を認め、6名の逮捕期間を2019年11月15日まで延長する判決を下したことが伝えられた。

なお、この6名は、3月27日、被占領下クリミアにおいて、ロシア連邦保安庁(FSB)がクリミア・タタール人複数民家への家宅捜査を行った際、市民ネットワーク「クリミアの連帯」の活動家計24名を拘束した際の一部のクリミア・タタール人である

キロフスキー裁判所は、5月14日に既に一度逮捕期間を延長している。