まもなく復活祭 軍人のために復活祭パン「パスカ」が焼かれる

近年、ウクライナでは、毎年復活祭が近づくと、軍人のために復活祭のパン「パスカ」が焼かれ、ピーサンキ(イースターエッグ)が作られている。

このパスカとピーサンキ(イースターエッグ)は、復活祭の時期にも働く軍人に渡されるものである。この時期作られるピーサンキは、キーウ(キエフ)市内の尊厳革命(マイダン革命)犠牲者をしのぶ英雄「天国の戦士」通りにも飾られ、107のパスカは英雄たちの記念碑に供えられる。これはウクライナの人々が自らの亡くなった親族を弔う手段である。

今年、パスカを調理し、ピーサンキを作成したのは、イェウヘン・ニシチューク文化相、ヴォロディーミル・ヴヤトーヴィチ国家記憶研究所所長、ヴォロディーミル・ホンシキー活動家、アンジェリカ・ルドニツィカ歌手、イーホル・ポシヴァイロ尊厳革命博物館所長、英雄「天国の戦士」の親族たちである。