ウクライナ、1日から電子ビザを導入 国際空港での発給が終了

ウクライナ外務省は、1月1日に、国内の各国際空港での査証(ビザ)発給を止め、電子ビザへの発給に切り替えた。

アンドリー・ザヤツ・ウクライナ外務省事務次官が左岸通信でのインタビューで答えた。

ザヤツ事務次官は、「1月1日から、国際空港でのビザ発給を止め、電子ビザ発給を拡大する」と発言した。

これまでの情報では、1月1日からウクライナの電子入国ビザを取得できる国民のリストが拡大されることが決まっていた。電子ビザ発給は、商業、私的用件、観光、治療、文化、科学、教育、スポーツ、外国マスメディアの活動のビザの取得時に利用可能。

電子ビザ取得には、オンラインで申請をする必要がある。必要な書類をスキャンしてアップロードし、クレジットカード等(MasterCard WorldwideあるいはVisa Internationalが使える)でオンライン上で支払いをし、電子メールで電子ビザを受け取ることになる。

ウクライナの電子ビザ取得が可能となる国は以下の国(日本は、ウクライナ入国ビザの免除対象国のため、今回のリストには入っていない):オーストラリア、バハマ、バルバドス、バーレーン、ベリーズ、ボリビア、ブータン、バヌアツ、ハイチ、グアテマラ、ホンジュラス、グレナダ、ドミニカ、エクアドル、インドネシア、カンボジア、キリバチ、中国、コロンビア、コスタリカ、クウェート、ラオス、モーリシャス、マレーシア、モルジブ、メキシコ、マーシャル諸島、ミクロネシア、ミャンマー、ナウル、ネパール、ニカラグア、ニュージーランド、オマーン、パラオ、ペルー、サルバドール、サモア、サウジアラビア、セーシェル、セントビンセント及びグレナディーン諸島、セントルシア、シンガポール、ソロモン諸島、スリナム、タイ、東ティモール、トリニダード・トバゴ、ツバル、フィジー、ジャマイカ。

なお、ウクライナ外務省は、2018年4月から、電子ビザを導入している。