ウクライナ正教会への独立付与手続きは、1月5日に始まる:エピファニー首座主教

ウクライナ正教会へ独立を付与するトモス(正教会の公布文書)授受手続きは、1月5日に始まる。

29日、エピファニー・ウクライナ正教会首座主教がテレビ局「プリャミー(直)」へのインタビューで述べた。

「トモス授受は1月5日に開始されます。まず、私達、独立正教会の首座主教とヴァルソロメオス1世コンスタンティノープル全地総主教が、フェネル(イスタンブル)の聖凱旋者ゲオルギオス大聖堂にて、初めて一緒に、神に対して、感謝の祈りを捧げます。それから、1月5日中にフェネルにて、全地総主教がトモスに正式に署名します。1月6日には、二人の総主教、全ての総主教の中の最高位であるヴァルソロメオス1世コンスタンティノープル全地総主教とその時には既に自由で独立したウクライナ正教会の総主教により、これも初めてとなる、聖体礼儀が行われます」と述べた。

エピファニー首座主教は、6日の聖体礼儀の後に、ウクライナ正教会の独立に関するトモスが手交されることになると補足した。

なお、これまでの報道では、12月15日、キーウ(キエフ)のソフィア大聖堂にて、統一会議が開催され、統一されたウクライナ正教会が創設。その際、エピファニー首座主教が選出された。