キーウ市内の露資本ショッピングモールを活動家が包囲し抗議、設備にスプレーで書き込みも

27日、キーウ(キエフ)市内の商業・娯楽施設オーシャン・プラザ(地下鉄リビヅィカ駅近く)にて、抗議者が同施設がロシア資本によるものだとしてタイヤを積み、発煙筒を焚くなどして抗議を実施した。

ウクルインフォルムの記者が伝えた。

さらに、ナショナリスト組織「ソキル」のメンバーは、同施設の扉に赤や青のペンキで「買うな!」、「ロシアのビジネスはウクライナから出て行け!」等と書き込んだ。

オーシャン・プラザのフェイスブック・アカウントでは、同施設が一時的に休業しており、営業再開の情報は近く発表すると書き込まれている。

なお、26日には、オーシャン・プラザから利用者が避難する事態が発生している。利用客の言葉では、同施設の2階と3階にて、白煙が見られ、全員が扉から外に出たとのこと。ヴォドラハ・キーウ市非常事態庁総局代表は、本件につき、オーシャン・プラザでは火災が発生したのではなく、何ものかが発煙筒を投げ、それにより火災報知機が反応したのだと発表していた。