ストゥブ・フィンランド大統領、プーチン氏への電話はウクライナの要請で組織されたと明かす
フィンランドのストゥブ大統領は10月31日、自身のロシアの首脳プーチン氏との最近の電話会談の際、プーチン氏がスラヴ史について「講義をした」とする報道を否定した。
Yleが報じた。
ストゥブ大統領は、Yleの朝の番組のインタビューの際、「それは事実ではない。つまり誤った情報だ」と強調した。
また同氏は、自身とストーレ・ノルウェー首相は、ウクライナ側の要請でプーチン氏との接触を行ったとし、「それはウクライナの要請による通信チャンネルの開設だった」と述べた。同氏はその際、その電話のタイミングは適切に選ばれたと補足した。
同氏はそして、「重要な課題は、例えば、米国の対露・対ウクライナ外交政策がフィンランドの利益に合致するかどうかだ。そして私たちは、そのことについて何をすべきかを考えなければならず、その意味で、電話は適切なタイミングで行われた」と指摘した。
同時に同氏は、欧州の政策と米国の政策の間には現在「ニュアンス上の一定の相違」が見られると述べ、例えば、欧州連合(EU)はウクライナを支持し続けているが、米国は「和平交渉における仲介者の役割を選んだ」と指摘した。
その際同氏は、「その点で、私は、フィンランドは仲介者の役割を担わず、100%ウクライナを支持していることを強調したい。私たちはまた、このメッセージをプーチン大統領に伝えた」と述べた。
同氏はまた、自身は協議においてフィンランドのみを代表して発言したとしつつ、しかし、今回のプーチン氏との電話は他の欧州の首脳たちとの議論の対象になったと指摘した。その点につき同氏は、「全員が内容を把握していた。EUがウクライナにおける戦争や、例えば、バルト海の状況に関して、ロシアから直接メッセージを受け取ったのはこれが初めてだった」と述べた。
同氏はその他、ロシアのホッケー選手の国際大会への出場可能性に関するニュースについてもコメントし、「私はその決定に同意しない。その後ろにいる人々は、ウクライナに対するロシアの侵略戦争の終結後にアイスアリーナがロシア人に開かれると考えるべきだった。そして今、この決定には私が好まない不快な象徴的意味合いが含まれている」と主張した。