ゼレンシキー宇大統領、エレバンで複数首脳と会談 防空、和平プロセス、兵器供給等協議
ウクライナのゼレンシキー大統領は4日、アルメニア首都エレバンで開催されている欧州政治共同体首脳会議の会場内で、「ワシントン・フォーマット」参加国の首脳と会談し、防空強化、PURLプログラムへの資金拠出、和平プロセスについて協議した。
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで報告した。
ゼレンシキー氏は、「欧州政治共同体首脳会議の傍らでワシントン・フォーマットでの有意義な会合が開かれた。マクロン仏大統領、スターマー英首相、メローニ伊首相、ストーレ・ノルウェー首相、トゥスク・ポーランド首相、オルポ・フィンランド首相、カーニー加首相、コスタ欧州理事会議長、フォンデアライエン欧州委員会委員朝、ルッテ北大西洋条約機構(NATO)事務総長が出席した。一人一人に感謝する! 防空強化、つまり必要な欧州のシステム及びミサイルの製造、PURL(「ウクライナのための優先的装備品ニーズリスト」)プログラムへの支援、欧州に独自の弾道ミサイル迎撃手段を確保する可能性について詳細に協議した」と説明した。
また同氏は、カナダによるPURLプログラムへの新たな拠出に謝意を表明した。同氏はさらに、同会談に先立ち、カーニー加首相が追加の2億ドルを拠出すると発表したと伝えた。ルッテNATO事務総長は、以前の合意に基づき、ウクライナへの弾道ミサイル迎撃用ミサイルの供給が継続していると明言した。
写真:大統領府
ゼレンシキー氏は、今回のワシントン・フォーマットの会合では、戦争を止めるための外交努力についても詳細に協議されたと報告した。
その際同氏は、「イランでの戦争により、現在、交渉には明らかな停滞が生じている。このプロセスをいかに活性化させるか、米国とのコンタクト、プロセスにおける欧州の役割について協議した。前線の状況についても話し合った。全てのパートナーが、ウクライナの立場が現在、はるかに強くなっていると指摘したことは非常に重要だ。私たちの戦士たちに感謝している」と述べた。
同氏はその他、900億ユーロの欧州支援パッケージに謝意を表した。ゼレンシキー大統領は、「資金の提供ができるだけ早く開始され、ウクライナが冬に向けた準備における回復計画を実施できることが重要である」と伝えた。
なお、ゼレンシキー大統領は、3日からアルメニア首都エレバンを訪問している。