ゼレンシキー宇大統領、米国との代表団交渉への期待に言及

ゼレンシキー大統領は20日、3月21日にマイアミで行われるウクライナ・米国代表団交渉において、将来の三者交渉の準備、対露制裁、そして安全の保証と復興に関するウクライナ・米国間の合意案作成について話し合われると発言した。

ゼレンシキー大統領が記者団とのやり取りの際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「まず、米国においてウクライナ・米国の二者会談が行われる。全ての問題が提起される。それは将来の三者会談に向けた準備だ。私たちは、明確な日程、少なくとも大体の日程を求めている。中東情勢や戦争が、この日程の延期に影響していることは皆理解している。三者会談の延期は既に一度や二度ではない。これについて、より具体的な結果を望んでいる」と述べた。

また同氏は、米国側との対話は、対露制裁についての議題をはじめ、緊密に継続されるべきだと主張した。

同氏はその際、「米国が最近ロシアのエネルギー部門に対して解除した制裁がある。それは全て私たちにとってのリスクであり、ロシアにとっての資金増大、そしてその後の戦場での彼らの能力増大に繋がる。それは危険だ。私は、今回の会談はその観点からも重要であると考えている」と指摘した。

また同氏は、将来の戦争終結、今後の安全の保証、そしてウクライナの復興に向けた二国間文書の作成作業も継続されると伝えた。

その他同氏は、ロシア側は和平交渉の継続を望んでいないが、それでも交渉グループの政治部門が米国で交渉を行うと述べた。同氏はその際、「軍事フォーマットでは、三者会合において進展があった。三者は、原則として、政治的な意思が生じた際の停戦監視方法について合意している。今のところ、政治的な意思はない。だからこそ、政治作業部会が(会合へと)向かっているのであり、彼らは米国側と話し合い、米国で協議を行う」と述べた。

同氏はまた、ロシア側が米国へ渡航することを望んでいないこと、そして米国側は中東で戦争が続いている間、米国での交渉を優先的に考えていることをウクライナ側は理解していると指摘した。そして同氏は、「だからこそ、私たちのグループが米国へ行くのだ」と述べた。

同氏はさらに、米国での協議におけるウクライナ交渉グループの主要課題を、三者会合を継続するための明確なパラメータを確立することだと定義した。

続けて同氏は、「第二に、適切な会談の準備と文書の用意だ。第三に、(防空システム)『パトリオット』用ミサイルを購入するためのPURLプログラムだ。これらの可能性について米国側と協議し、同プログラムの継続についても話し合う必要がある。そして第四に、当然ながら、私たちの相互関係や『無人機合意(ドローンティール)』についても彼らと話していく」とまとめた。

なお、ウクライナ代表団は、米国時間20日にすでに、米フロリダ州のマイアミに到着している。21日に、米国代表者らとの二国間交渉が行われる。

写真:大統領府