ガーナ外相、ロシアの対ウクライナ戦争へのアフリカ人参加は「人身売買ネットワークの犠牲者だ」
ガーナのアブラクワ外相は25日、ロシアの対ウクライナ戦争に参加しているアフリカ人たちは、印象操作や偽情報によって犯罪的人身売買ネットワークによって勧誘されていると説明した。
アブラクワ外相が、キーウ訪問時にウクライナのシビハ外相と開いた共同記者会見の際に、ウクルインフォルムの記者の質問に答える形で発言した。
アブラクワ氏は、「ウクライナの人々に向けて、明言させて欲しい。この戦争に巻き込まれたアフリカ人たちは、アフリカの政府が承認したものではない。ガーナが彼らを送り込んだのではない。私は、マハマ大統領とガーナ政府を代表して発言することができる。彼らはダークネットに誘い込まれた犯罪ネットワークの犠牲者だ」と述べた。
また同氏は、アフリカ人たちはまともな仕事を提案されておいて、戦場の最前線に送り込まれたのだと語った。
同氏はさらに、一連の出来事につき遺憾の意を表明した上で、彼らは印象操作、偽情報、犯罪的人身売買ネットワークの犠牲者だと指摘した。
同氏は加えて、ウクライナ側に拘束されたガーナ国民に対し、ウクライナが国際法を遵守していることを評価した。
同時に同氏は、この後のゼレンシキー大統領との会談の際に、2人のガーナ人の解放について協議すると述べた。
同記者会見時、ウクライナのシビハ外相は、本日の会談で、ウクライナ軍人によって捕らえられて捕虜となったガーナ国民の帰還問題を、別途、率直に協議したと述べた。またシビハ氏は、ウクライナが国際人道法の規範、特に捕虜の待遇に関するジュネーヴ条約の規定を厳格に遵守していると強調した。
同氏は加えて、「私たちはガーナの同僚に対し、捕虜の収容条件及び関連する法的手続きについて伝え、今回の訪問中に、ガーナの外交官がガーナ国民と面会できるよう確保する」と述べた。
また同氏は、国際法に従い、ウクライナ担当当局との調整の下、この問題の解決に向けた協力へのウクライナ側の準備を認めた。
同時に同氏は、ロシア占領軍にアフリカ諸国の国民が勧誘される事例を防ぐため、ガーナ側がより積極的な公的対策を講じるよう呼びかけた。
同氏はそして、「ロシア人はガーナ人を死へと引きずり込んでいるが、対照的にウクライナは、命のため、教育の機会のため、互恵的プロジェクトのための協力を提案している」と強調した。