ウクライナ・リトアニア・ポーランド3国大統領、防空、エネルギー、欧州統合につき協議
ビルニュスにおいて25日に開催されたウクライナ、リトアニア、ポーランドの3国の大統領の会合では、ウクライナのための防空強化やエネルギー支援、同国の欧州統合が主要な議題となった。
ウクライナのゼレンシキー大統領がリトアニアのナウセーダ大統領、ポーランドのナヴロツキ大統領との共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「私たちは本日、ウクライナのエネルギー事情や、私たちの国民がいかに困難な状況にあるか、どのようにウクライナ人をさらに支援できるかについて話し合った。また、防空について、どのようにウクライナを強化できるかについても話し合った。ナヴロツキ氏とナウセーダ氏、私たちのチームがSAFEプログラムやPURLプログラムの問題に関して今後も作業することで合意した。それらは実際に私たちを助けてくれている非常に重要なプログラムだ」と述べた。
また同氏は、ウクライナへの支援に対しリトアニアとポーランドに感謝の意を表し、「ロシアによる無人機やミサイルの攻撃の被害に苦しんでいる人々にとって、それは現在非常に切実な問題だ。欧州の友人たちから届くエネルギー関連機材やその他の支援には大きな意味がある。そのことにつき感謝している」と強調した。
同氏はその他、ウクライナの防衛力を強化する国際プログラムであるPURLとSAFEの重要性を指摘し、「PURLプログラムは既にその有効性を示している。そのプログラムのおかげで、私たちの欧州のパートナーは防空用のミサイルを調達することができている。それは、私たちにとって非常に重要なことだ。SAFEは欧州の新しいプログラムであり、原則的な決定を必要としている。私の考えでは、ウクライナとの協力や共同生産に対して、(そのプログラムから)明確な割合を割り当てるべきだ。そうすれば結果、それも迅速な結果が得られるだろう」と主張した。
同氏はまた、同日の協議ではウクライナの欧州統合についても話し合われたと伝えた。その際同氏は、ウクライナのEU加盟は経済面の「安全の保証」だと強調した。さらに同氏は、統合プロセスにおけるウクライナへの支持についてリトアニアとポーランドに謝意を示し、「リトアニアの(EU理事会)議長国就任が2027年であることを改めて指摘しておきたい」と補足した。
なお、25日、ゼレンシキー大統領はビルニュスを訪問していた。
写真:リトアニア大統領府/official photos by Robertas Dačkus