「米国が欧州の声を聞くのを望む」=ゼレンシキー宇大統領、グリーンランド問題にコメント
ウクライナのゼレンシキー大統領は20日、デンマークの主権と領土の一体性を尊重すると表明し、米国が外交対話において欧州の声を聞くことを望むと指摘した。
ゼレンシキー大統領が記者団とのやり取りの際、トランプ米大統領の注意がウクライナから逸れ、グリーンランドに向けられることを懸念しているかという質問に答える形で発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「グリーンランドに関して言えば、私は改めて強調する。私たちは、そして私個人としても、デンマークを非常に尊重しており、彼らの主権と領土の一体性を尊重している。私は、米国が外交というフォーマットで欧州の声を聞くことを切に望んでいる。そのようになると私は考えているし、何らかの大きな脅威が生じることはないと強く信じている」と述べた。
また同氏は、全面戦争の最中にウクライナへの関心が分散することについては懸念を示した。同氏はその際、「全面戦争におけるどのような注目の分散も懸念している。しかし、それ(編集注:ウクライナとグリーンランドの問題)が取って代わるものだとは考えていない。つまり、私たちには全面戦争があり、具体的な侵略国がおり、具体的な犠牲者がいる。そこではロシアへの圧力とウクライナの強化しかないのだ。戦争を終わらせるための手段は他にない」と強調した。