ノルウェー、ウクライナ支援に4億ドルを拠出
ノルウェーのアイデ外相は12日、同国は4億ドル規模のウクライナ支援を拠出すると発表した。資金の半分は冬季支援に、残りの半分は国家予算の支援に充てられるという。
アイデ外相が、キーウ訪問時のシビハ宇外相との共同記者会見時に発表した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
アイデ氏は、「本日、新しい支援パッケージを発表することを認めたい。これにより4億ドルが速やかに提供され、そのうち2億ドルは、暖房と電気を維持するためのガスの調達やエネルギー部門の修理といった、冬季の緊急需要に充てられる」と述べた。
また同氏は、残りの2億ドルはウクライナの国家予算を支えるために割り当てられると伝え、そのマクロ経済支援は、欧州連合(EU)が提供を約束した資金がウクライナに入ってくるまでの「架け橋」の役割を果たすと指摘した。
その他同氏は、キーウ訪問中にウクライナの先端防衛企業の代表者らと面会したと述べ、「ノルウェーとウクライナの先端防衛企業間で、防空システムの開発において非常に密接な協力が行われている。これは、あなた方がより効果的かつ安価な迎撃手段をさらに多く確保できるようになるためである。また、長距離ミサイルの開発でも協力している」と強調した。
加えて同氏は、ノルウェーにとってロシア・ウクライナ戦争を終結させることは優先課題であり、長期的な国益でもあると指摘した。
その際同氏は、ノルウェーはロシアと国境を接しており、対ウクライナ戦争がどのように終わり、その後に何が起こるかに強い関心を持っていると発言した。同氏は、ノルウェーや他の北欧・バルト諸国、そしてドイツやポーランドはウクライナの最大の支持者であり、支援強化のために他の欧州・北米諸国と協力していると述べた。
同氏はまた、「現在、世界は多くの事柄に関心を寄せている。私たちはベネズエラやグリーンランドについても話したが、私たちにとって毎日毎晩の第一の課題はウクライナにおける戦争である。それがあなた方にとっても私たちにとっても重要であるというメッセージを伝えたい。ロシアの侵略を止めること以上に重要な問題はない。これはノルウェーとウクライナの共通かつ長期的な利益である」と強調した。
同記者会見時、シビハ宇外相は、同日の外相会談では、今年の優先的協力課題や共同プロジェクトの実現について話し合ったと伝えた。
またシビハ氏は、「私たちは投資潜在力と互恵的パートナーシップを、特に安全保障、防衛、及びテクノロジーの分野で拡大させることを計画している。ウクライナとノルウェーはすでに一連の共同防衛プロジェクトを進めており、本日の協議にはウクライナの先端の防衛企業も参加した」と述べた。同氏はさらに、会談では「欧州の空の盾」の一部としての、ウクライナの防空能力の強化についても話し合われたと伝えた。
同氏はまた、「私たちはまた、侵略国に対する制裁圧力の強化についても別途協議した。国際情勢の幅広い問題についても意見交換を行った。当然、イランやベネズエラでの出来事、ロシアの『影の船団』のタンカー拿捕についても、さらに協議していく。あらゆる地域においてロシアに対抗するため、共に取り組んでいく」と述べた。