露宇戦争で次の交渉プロセスの「高まり」があり得るのは2月末=クレーバ宇前外相
ウクライナのクレーバ前外相は、ロシアがウクライナの経済とエネルギーを破壊の継続に関心を持っていることからして、今冬の終わりまでにロシア側との停戦合意に達することはないだろうとの予測を示した。
クレーバ前外相がウクラインシカ・プラウダとのインタビュー時に発言した。
クレーバ氏は、ウクライナ・欧州・米国による和平交渉において、長年議論されてきたことがようやく文書化され、構造化されたとし、それは非常に大きな進展の達成だと指摘した。
そして同氏は、「もし何らかの事情で今すぐにまとまらなかったとしても、次の試みはゴールから100メートル離れた地点からではなく、残り1メートルの地点から始まることになるだろう。もちろん、その1メートルこそが最も困難なのだが」と指摘した。
他方で同氏は、「しかし同時に、冬の終わりまでにロシア側と停戦について何らかの合意に達することはないと考えている」とし、「その理由は単純だ。彼らは、冬に向けてエネルギーや経済を破壊してきたのは、急に止まるためだろうか? それが彼らの戦略でないことは明らかだ」と説明した。
加えて同氏は、ロシアのプーチン氏にとっては、自らの命が尽きる時まで、様々な戦争を行い続けるだろうとし、それは、彼にとってその方がロシアを統治しやすいからだと指摘した。
同氏はそして、「交渉プロセスの次の高まりは2月末になると考えている。そして、その後は夏頃に(編集注:機会の)窓があり、さらにその次は再び(次の)冬の終わりだろう」と予測した。
その際同氏は、ロシア側にも圧力を感じる要因はあるものの、プーチン氏が交渉上の立場を真剣に見直すほどの圧力水準にはまだ達していないとの見方を示した。
同氏はその上で、「したがって、今プーチンに、ドネツィク州での課題を遂行することなく停戦することには、利益はないと思う。しかし、交渉自体は今後も続くだろう。『ええ、話し合おう、私たち(ロシア)はここでこうしたい、ああしたい』と言いながら、同時にプーチンは地上と空で押し寄せていくだろう」と発言した。