ウクライナ、イラン当局に対しデモ参加者への暴力停止を呼びかける

ウクライナのシビハ外相は10日、イラン政権がロシアによる対ウクライナ戦争を支持していることと、イラン国民を弾圧していることは、暴力及び人間の尊厳への軽視という同じ政策の一部だと指摘した。

シビハ外相がXアカウントにメッセージを投稿した

シビハ氏はまた、イラン国民は情報へのアクセスや集会の自由を含む基本的な市民権の保護を受ける権利があり、また「恐怖から自由になり、自由、安全及び繁栄の中での普通の生活」を送るに値すると強調した。

そして同氏は、「全体主義的・権威主義的な体制を打ち負かし、弾圧に抗議し、自らの民主的な選択を守ってきた国として、ウクライナは何よりも市民権を尊重している。そのため、私たちはイラン当局に対し、抗議者への暴力を控えるよう呼びかける」と強調した。

同氏はさらに、国際社会に対し、「自国民への暴力及びロシアによる対ウクライナ犯罪戦争への支持」を理由に、イラン体制への圧力を強化することを検討するよう呼びかけた。

なお、イラン当局は、現在同国全土で起きている反政権抗議運動に対する弾圧を強めており、死刑を執行する可能性にも言及している。

米人権団体「ヒューマン・ライツ・アクティヴィスト・ニュース・エージェンシー」(HRANA)の情報では、イランでの反政権抗議運動の際に、少なくとも65人が死亡しているという。