「有志連合」は米国との交渉の前に、パリでウクライナのための「安全の保証」を最終的に確定する=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は3日、ウクライナは近日中にパリにて「有志連合」のパートナー諸国と共に、トランプ米大統領との今後の交渉のための基盤となる安全の保証に関する文書を最終決定すると発言した。
ゼレンシキー大統領が欧州諸国の国家安全保障担当首脳補佐官との会合後記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ぜレンシキー氏は、「私たちの計画は以下の通りだ。明日(4日)、各国の参謀本部代表、参謀総長及び軍事部門の代表たちが欧州へ向かう。彼らはフランスのパリで丸一日の作業を行う。その後、首脳会合が開かれ、安全保障の文書が仕上げられる。首脳たちは多岐にわたる問題を協議するが、しかし、焦点は安全の保証と復興にある」と述べた。
また同氏は、パリでの数日間にトランプ米大統領のチームとの会合も行われると伝えた。
同氏はさらに、「その後、私たちは米国での広範な形式での首脳級会合に向けた準備に入ることになると思う。私たちは、これら全てを1月中、1月末までに実現したい。これが現時点での私たちの計画だ」と説明した。
記者から、どのような文書がパリで承認されると質問されると、ゼレンシキー氏は、「有志連合」がウクライナに対し、安全の保証を提供することになることを喚起した。さらに同氏は、和平協定には安全の保証の第二部として、ウクライナの将来的な欧州連合(EU)への加盟や米国からの二国間の安全の保証も含まれていると指摘した。
同氏はそして、「私たちはそこ(編集注:パリ)で『有志連合』と最後の詳細を協議する。(中略)その会合中にいくつかの事項を最終決定できることを私は強く望んでいる。基本的には、欧州側が準備したその文書を、米国でトランプ大統領と議論するための土台の一つとして用意するべく、『有志連合』の安全の保証に関する文書を最終決定することが最大の課題だ」と述べた。
同氏はさらに、パリでの会合には米国のチームも出席すると伝え、「どのレベルでの参加か? 今はまだ言わない。ホワイトハウスからの公式情報を待つことにしよう」と述べた。
また、同日、ウメロウ国家安全保障国防会議(NSDC)書記は、フェイスブック・アカウントにて、キーウで開催された諸国の国家安全保障担当首脳補佐官会合と、今後の関連の会合の予定について報告した。
ウメロウ書記は、同日は欧州諸国(編集注:とカナダ)の国家安全保障担当首脳補佐官とEUとNATOの代表者が集中的な協議を行ったとし、「安全の保証、和平案の項目、経済復興、軍事・政治問題について協議した。大半の立場、すなわち和平計画の90%は既に合意に至っており、詳細についての作業が続いている」と指摘した。
また同氏は、同協議には、米国のウィトコフ大統領特使もビデオ会議を通じて参加したと伝え、それによって、ウクライナ、米国、欧州のパートナーたちのアプローチをリアルタイムで同期させることが可能となったと指摘した。
同氏はその上で、次の段階として1月6日にパリで開催される首脳級会合に向けた準備へと移行することで合意したと伝えた。同氏はさらに、「その前日の1月5日には、安全保障面での同盟国との追加的な行動調整を行うため、欧州諸国の参謀総長らによる会議が別途開催される。私たちは一貫性を持って取り組んでいる。前進している」と書き込んだ。
写真:大統領府