トランプ米大統領、和平合意のためにウクライナを訪問する可能性に言及
トランプ米国大統領は28日、戦争終結の合意に達するためなら、ウクライナを訪問する可能性を排除しないと発言した。
トランプ大統領がマー・ア・ラーゴでのゼレンシキー宇大統領との会談後共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
記者から、協定締結後にウクライナへ行く計画があるかと質問されると、トランプ氏は、「それには何の問題もない…」と回答した。
同時に、同氏は、「それを予期しているわけではない。私は協定を結びたいのであって、必ずしも行く必要があるわけではない」とも述べた。
また同氏は、ウクライナの最高会議(国会)で演説したいと考えていたとし、「私は現地へ行き、彼らの議会で演説することを提案した。もしそれが助けになるのであれば…、私にはわからないが、もしかしたら、助けになるだろうと思う」と述べた。その際、ゼレンシキー大統領は「歓迎する!」と応じた。
なお、28日、米フロリダ州のトランプ大統領邸宅「マー・ア・ラーゴ」において、ゼレンシキー大統領とトランプ大統領の会談が行われていた。
写真:ウクライナ大統領府