キーウに欧州・カナダの首脳が到着 ロシアの対ウクライナ全面侵略戦争3年目

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ロシアの全面侵攻開始から3年目となる2月24日、キーウへは欧州諸国とカナダの首脳が到着した。

エストニアのミハル首相がXアカウントで報告した

ミハル首相は、「今日、キーウにて、北欧・バルト8か国(NB8)、カナダ、スペイン、EUのリーダーたちがいる。私たちは、ウクライナの勝利を信じているが、しかし勝利は行動を要する。私たちは、支援を今加速せねばならない」と伝えた。

また同氏は、過去3年、ウクライナは世界に「強靭性の真の意味」を示したとし、ウクライナのみが「平和の条件を定めることができる」と指摘した。

リトアニアのナウセーダ大統領もまた、Xアカウントで、キーウ訪問を報告した

ナウセーダ氏は、「ロシアの残酷な全面軍事侵攻開始から3年が過ぎた。ウクライナとその人々は数えきれない困難を経験し、しかし、誇り高く、不屈のままでいる。私は、リトアニアがこの数年間、ウクライナを全面的に支えてきたことを嬉しく、そして誇りに思っている。私たちはそれを行い続けていく」と伝えた。

ラトビアのリンケーヴィチ大統領は、Xアカウントにて、キーウ訪問を伝えた上で、3年前、自身はラトビア外相として、ロシアが全面侵攻を始めた際にキーウを訪問していたと喚起した

そして同氏は、「私はラトビア大統領として、勇敢なウクライナの人々への支持と感嘆を表明するために戻ってきた。私たちは、現在の問題とこの先の道筋について話し合う」と書き込んだ。

スペインのサンチェス首相もまた、Xアカウントにて、自身のキーウ訪問につき報告し、スペインはウクライナの側に立っていると書き込んだ

欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員会委員長コスタ欧州理事会議長も、Xアカウントで、キーウへの到着を伝えている。

フォンデアライエン氏は、「残酷なロシアの侵攻3年目に、欧州はキーウにいる。私たちは今日ここにいる。なぜなら、ウクライナは欧州だからだ。この存続の戦いで決まっているのはウクライナの運命だけではない。欧州の運命も決まっているのだ」と書き込んだ。

写真:コスタ欧州理事会議長(X)