将来の和平交渉には欧州の声も入ることを望む=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は25日、将来の和平交渉のフォーマットはまだ不明だが、ウクライナ、米国、欧州、ロシアとなることを強く望んでいると発言した。

ゼレンシキー大統領がキーウを訪れたサンドゥ・モルドバ大統領との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「交渉のプラットフォームはどのようなものになるか? 私は、ウクライナ、米国、欧州、ロシアとなることを強く望んでいる。私は、欧州の声が入ることを強く望む。なぜなら、私たちは欧州連合(EU)加盟国となるからだ。しかし、今日、私は交渉プロセスの構造がどのようなものとなるかを明確に述べることはできない。なぜなら、私たちはまだ共通の計画を持っていないからだ」と発言した。

また同氏は、ウクライナは「平和の公式」にて戦争の公正な終結のビジョンを世界に示したと強調した。その際同氏は、「私たちは多くのことを行い、共通の文書を得た。それが『平和の公式』であり、そこには直接、私たちにとって公正な平和とは何かが記述されている」と発言した。