ウクライナはシリア新政権と外交関係を回復する用意がある=宇外務省
ウクライナ外務省は、シリアの新政権が、アサド前政権によるウクライナの領土一体性を侵害する決定を変えるなら、ウクライナはシリアとの外交関係を回復すると伝えた。
27日、ティーヒー外務報道官が記者会見時に発表した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ティーヒー氏は、「私たちは、新政府がどのように行動するかを見ていく。私たちは、アサド前体制がウクライナの領土一体性の侵害を承認したために、外交関係が断絶したのだと理解している。その政策が変われば、外交関係は回復されるだろう」と発言した。
同氏はまた、大臣レベルでシリア新政権とのコンタクトはすでに確立されていると補足した。
さらに同氏は、ウクライナによる500トンの小麦粉という人道支援の供与は個別の行動ではなく、ウクライナからシリアの人々へ向けた、困難な状況下にある人々を支援したいという願望を込めた、広義の態度だと説明した。
その際同氏は、「私たちは、そのような戦争、その血塗られた体制の崩壊後がどれだけ困難か、一般のシリア人にとってどれだけ苦しいかを理解している。そのため、そう、それは広義の政策の一部なのだ。私は、将来、あなた方がその方向でより多くの行動を見ることになると思っている」と伝えた。
同氏は、もし対話を発展させるという相手側からの準備が示されたら、ウクライナはその方向で追加の行動を採択していくと明言した。