ステファニシナ宇副首相、ゼレンシキー・マクロン・トランプ会談後の「歴史的変化」への期待示す
ウクライナのステファニシナ欧州・欧州統合担当副首相兼司法相は16日、パリでのゼレンシキー宇大統領、マクロン仏大統領、トランプ米次期大統領の3者会談後、露宇戦争の終結に関して、「かなり重要な歴史的変化」への期待が可能となっていると発言した。
ステファニシナ副首相が「法と正義」フォーラムの会場内での記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ステファニシナ氏は、「私は、数週間前にパリで開催された会談後、かなり重要な歴史的変化への期待が可能となっていると思っている。戦争終結、和平プロセス、和平合意は、決してシンプルなものとはならないし、それらは単に紙に書き込まれるだけとはなり得ない。それはプロセスだ。しかし、私は、今日ウクライナ人1人1人が、いかなる決定も、ウクライナの利益にならないものは採択されないと認識しておくべきだと思っている」と発言した。
その際同氏は、ゼレンシキー大統領と政府のチームが「戦争終結をウクライナにとって最大限有利な条件で進める」ために支援するよう呼びかけた。
これに先立ち、12月7日、ゼレンシキー大統領はパリにて、マクロン仏大統領とトランプ米次期大統領と会談していた。