「クリミア住民の認識面での脱占領が必要」=ウクライナ政権高官

ウクライナのタシェヴァ・クリミア自治共和国ウクライナ大統領常駐代表は29日、クリミアの「認識面の脱占領」戦略がまもなく発表されるとし、それを例にその他の被占領地にも同方策が拡大されていくと発言した。

タシェヴァ代表がキーウで開催されているフォーラム「脱占領地域の文化・情報面の再統合」の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

タシェヴァ氏は、「多くのロシア住民がやってきている。しかし、私たちにはその件については戦略があり、それらの人々はクリミア半島やその他の占領地から出ていかねばならない。そして、私たちは、そこにいる全ての人と作業をせねばならない」と発言した。

同氏はまた、占領下にずっと暮らしていた人と、占領は経験していないが現在全面戦争下を暮らす人の間の「理解を繋ぐ橋」を模索しなければならないと指摘した。

さらに同氏は、「私たちは、新しい言葉を見出せねばならなくなる。それは、難しい対話となるだろうが、しかし、私たちはそれを行わねばならない。私たちは、そこ(編集注:被占領地)にいる全ての人と仕事をしなければならない。私たちには、焼け野原は要らない。私たちには、人のいる領土が必要なのだ」と発言した。

その他同氏は、「認識面の脱占領」の作業が非常に重要だとし、一時的被占領地にてロシア占領政権は「人々の思考への時限爆弾」を設置しているとし、その「安全な解除」が必要となると発言した。

関連して同氏は、近々「クリミアの認識面での脱占領戦略」という文書を発表するとし、現在その文書はウクライナ閣僚会議(内閣)で審議されているところだと伝えた。

同氏は、現在、教育、情報、文化の要素を含む戦略の実現計画が策定されていると発言した。