ウクライナ国民が独立、領土、主権で譲歩することは絶対にない=大統領府長官

ウクライナのイェルマーク大統領府長官は19日、ウクライナ人には「自由」が血液の中を流れているのであり、ウクライナ人に最後通牒や降伏を求めても無駄であるとし、独立、領土一体性、主権に関してウクライナが譲歩することは決してないと発言した。

イェルマーク大統領府長官が、ツイッター・アカウントにて、MSNBC出演時の発言を紹介した

イェルマーク氏は、「ウクライナ人から自由を奪うことはできない。ウクライナ人とは、最後通牒や降伏の言語で話すことはできない。なぜなら、自由は私たちの血の中を流れているのだから。私たちは、私たちの独立、一体性、主権との交換となる譲歩は決してしない。それは、看過し得ないし、不可能である」と強調した。

これに先立ち、17日、ウクライナのアレストヴィチ大統領府長官顧問は、ゼレンシキー大統領のロシアとの戦争における立場は、1991年時点の国境でのウクライナを承認しなければいけないというものであり、それは不変かつ原則的な立場だと発言していた。