「ウクライナはカザフスタンではない」=ステファニシナ宇副首相、ウクライナ国内の強靭性を強調

ウクライナのステファニシナ欧州・欧州大西洋統合担当副首相は10日、ウクライナは、国内が強靭であり、カザフスタンのように外国の軍事介入を招くことはないと発言した。

ステファニシナ副首相が、ブリュッセルでのストルテンベルグ北大西洋条約機構(NATO)事務総長との記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ステファニシナ氏は、「ウクライナは、言うまでもなくカザフスタンではない。ウクライナの最善の回答は、変革を通じた国内強靭性の建設となる」と発言した。

同氏は、カザフスタンと異なり、ウクライナは、強力な市民社会、専門家コミュニティ、強力な野党勢力、加えて、ロシアの対ウクライナ侵略を非難することに関する国際社会の団結がある、と発言した。

その上で同氏は、「私たちは、いずれの旧ソ連機構の一部でもない。カザフスタンのように、自国領への外国の軍事介入と重要インフラ奪取を可能にするようなものはない」と指摘した。