仏外相、露に対して、ウクライナ侵攻の際の「重大な結果」を警告=米報道

フランスのル・ドリアン外相は21日、ウクライナ国境沿いのロシア軍部隊の集結への懸念を表明し、ロシア軍の侵攻は重大な結果を招くと警告した。

米ブルームバーグがル・ドリアン仏外相の発言を報じた

ル・ドリアン外相は、フランスのラジオRTLへのインタビュー時に、「いかなる国境侵犯、いかなる侵入も極めて重大な結果を招くだろう」と発言した。

報道には、過去数週間、米国が、国境沿いのロシア軍増強を指摘した上で、欧州の同盟国に対して、ロシアがウクライナへの侵攻を計画している恐れがあると警告していると書かれている。

同時に、ル・ドリアン氏は、プーチン露大統領の専制主義的傾向が過去数か月強まっているとしつつ、それでも協力の道を見出すことが重要だと発言した。