露はノルマンディ協議の会談につき参加国に提案=ラヴロフ露外相

ロシア連邦のラヴロフ外相は、ロシアはフランス、ドイツ、ウクライナに対して、ノルマンディ・フォーマット(独仏宇露4国)の会合に関する提案を伝えたと発言した。

ロシアの国営プロパガンダテレビ局「ロシア1」が報じた

ラヴロフ氏は、ロシア側は「何らかの行事ではなく、その行事の中身に意味があると考えている」と発言した。

同氏はまた、「私たちの提案は、ノルマンディ・フォーマットにおけるコンタクトにてどうしたら内容ある準備ができるかに関するものだ。重要なのはどのレベル(の会合)かではない。私たちは、同僚たちに提案を伝えた。彼らの反応を待っている。なぜなら、彼らは『すぐに会談を行うべきだ』と言いつつ、期待する結果についての自分たちの視点をいまだに私たちに伝えていないからだ」と発言した。

これに先立ち、10月11日、メルケル独首相とマクロン仏大統領は、まずゼレンシキー・ウクライナ大統領と3者電話会談を行い、その後プーチン露大統領と3者電話会談を実施。その後、フランス大統領府は、ノルマンディ・フォーマットの外相級会談の近い将来の開催につき合意に至ったと発表していた