ゼレンシキー大統領、クリミア・ドンバスでの露「選挙」実施関連の対露制裁強化が必要だと主張

ゼレンシキー大統領は12日、一時的被占領下ウクライナ領クリミア・ドンバスにてロシア連邦が国家院選挙を組織したことを受け、EUは同選挙の組織へ参加した人物全員に対して制裁を強化すべきだと主張した。

ゼレンシキー大統領がウクライナEU首脳会談後に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

大統領は、「私たちは、EUがロシア関連の制限措置を1年間継続したことに感謝している。しかし、制裁圧力の強化の必要性は遥か前に熟している。被占領下クリミア、セヴァストーポリ、一時的被占領下ウクライナ領ドンバスにおいてロシア連邦国家院選挙の組織・実施に参加した人物全員が制裁リストに掲載されなければならない」と強調した。

また大統領は、一時的被占領下クリミアにおける体系的人権侵害も注意が向けられなければならないと指摘した。

同時に、EU理事会が被占領下クリミアの露占領政権法執行機関代表者8名に対する制裁を発動する決定を採択したことについては、重要なステップだと指摘した。

その他、ゼレンシキー大統領は、ロシアにより拘束されているウクライナ国民450名の解放に向けて、ウクライナとEUは努力を倍化することで合意したと発言した。

12日、キーウにて、第23回ウクライナEU首脳会談が開催された。首脳会談では、ウクライナEU連合協定の履行状況、ウクライナ国内改革の状況と支持、東部とクリミアの治安情勢、エネルギー安全保障などが協議された他、3本の協定に署名がされ、また共同声明が採択された。