ゼレンシキー大統領、クリミア・プラットフォーム宣言に将来ロシアが署名することを期待

ゼレンシキー大統領は、23日に首脳会談の結果として採択され。ロシアのクリミア占領を非難するクリミア・プラットフォーム宣言には、ロシア代表者が署名するための場所が常に用意されると発言した。

ゼレンシキー大統領がキーウ(キエフ)で開催されたクリミア・プラットフォーム首脳会談時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー大統領は、ロシア連邦は同日のクリミア・プラットフォーム首脳会談に参加していないが、しかし活発に同首脳会談について議論し、反応し、コメントしてきたことを指摘しつつ、「端的に言えば、同国が非常に活発だったために、あたかもロシアはクリミア・プラットフォームの完全な参加国だったのではないかという印象が生まれたのだ」と発言した。

その上で、大統領は、ロシアがクリミア・プラットフォームにそれほど関心があるのであれば、「私たちはロシア連邦にクリミア・プラットフォームに加わるよう招待する。クリミア脱占領の手段を作り出し、歴史上の悲劇的過ちを正すためにだ」とコメントした。

大統領はまた、「私は、クリミア占領を非難する首脳会談宣言には、常にロシア連邦代表者が署名するための場所が用意することを約束する。思うに、おそらく、その署名はヤルタで開かれるクリミア・プラットフォームの最終首脳会談で行われることになるだろう」と指摘した。

なお、23日、キーウにてクリミア・プラットフォーム第1回首脳会談が開催され、その結果としてクリミア・プラットフォーム宣言が採択された