ウクライナ語新正書法無効化判決、控訴裁で逆転 引き続き有効へ

第6控訴行政裁判所は、キーウ(キエフ)区行政裁判所による、ウクライナ語の新しい正書法を無効化する判決を違法と判断し、同判決を無効化する判決を下した。

11日、ヴァレリヤ・コロミイェツ司法次官がフェイスブック・アカウントにて報告した

コロミイェツ次官は、「第6控訴行政裁判所は、キーウ区行政裁判所の新正書法無効化に関する判決を違法とし、無効化した。つまり、ウクライナ閣僚会議の本件に関する控訴は完全に勝訴した。そのため、親愛なる教師たち、児童・学生たち、受験生たち、2019年の正書法にしたがって勉強し、試験準備をして大丈夫だ。同正書法の規範は、引き続き有効である」と書き込んだ。

これに先立ち、2021年1月28日、28日、キーウ区行政裁判所が2019年に発行・刷新されたウクライナ語正書法を無効化する判決を採択していた。同判決に対し、閣僚会議(内閣)は、控訴する意向を示していた