ウクライナ国境付近のロシア軍部隊の数は2014年以来最多=米ホワイトハウス報道官

米国は、ウクライナ東部の緊張激化とウクライナ国境付近のロシア軍部隊の大規模集結を深く憂慮している。

8日、ジェン・サキ米ホワイトハウス報道官が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

サキ報道官は、「米国は、ウクライナ国境へのロシア軍の移動を含め、ウクライナ東部におけるロシア側からの最近の暴力激化をこれまで以上に懸念している。ロシアは現在、ウクライナとの国境にて、2014年以降最多の軍を配置している」と発言した。

報道官は、過去1週間でウクライナ軍人が5名死亡したことを喚起し、「これも深い憂慮を呼び起こす」と指摘した。

さらに、米国は北大西洋条約機構(NATO)同盟国との連携を継続しており、ロシアの侵略行為による地域情勢の緊張について協議していると伝えた。

同報道官はまた、ロシアによる悪意ある活動は、米国の情報コミュニティが詳細に分析していると述べ、米国は「今後数か月ではなく、数週間以内に」対応すると述べた。