ウクライナとオランダの外相、東部情勢を協議

ステフ・ブロック・オランダ外相は7日、ドミトロー・クレーバ外相との電話会談の際、ロシア連邦による情勢不安定化への懸念を表明しつつ、ウクライナは孤立していないと発言した。

ウクライナ外務省広報室が電話会談の結果を発表した

発表によれば、クレーバ外相は、ブロック外相に対して、被占領地での治安情勢不安定化、平和的情勢解決プロセスの破綻の試み、ウクライナ国境付近へのロシア軍の集結といったロシア連邦の最近の行動を詳細に伝えた。また、クレーバ外相は、ウクライナは政治・外交的情勢解決にコミットしていると明言した。

これに対して、ブロック・オランダ外相は、ロシア連邦の行為に懸念を表明した上で、ウクライナの独立、主権、領土一体生へのオランダの揺るがないサポートを明言し、「ウクライナは孤立していない」と発言した。

両者は、ウクライナ外相も招待されている4月19日の欧州連合(EU)外務理事会会合への準備について協議した。

また両者は、クリミア・プラットフォーム立ち上げ首脳会談への準備プロセスについて協議を行った。