クレーバ外相、6つの新しい在外公館開設を発表

ウクライナは、2021年、計6国に3つの大使館と3つの総領事館を新規開設する。

5日、ドミトロー・クレーバ外相がオンライン記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

クレーバ外相は、ゼレンシキー大統領に対して、新規在外公館開設に関する外務省の提案を支持してくれたことにつき謝意を伝えた上で、「ウクライナは、世界に新しく大使館と領事館を開設する作業に着手した。大使館が開設されるのは、まずガーナ共和国。これは私たちのアフリカに関する立場強化方針に合致する。そして、フィリピン共和国。同国は非常に複雑な国で、私たちは、国連をはじめ、国際機関において、同国がウクライナのイニシアティブをもっと近しく感じるようにすべく、仕事をしていかなければならない。そして、在チリ・ウクライナ大使館が完全なウクライナ大使館へと変わる。現在は、他の大使館が兼務している」と発言した。

さらに外相は、商業の中心であるインドのムンバイ、ポーランドのブロツワフ、ウクライナ系住民の集まるルーマニアのシゲトゥ・マルマツィエイに総領事館が開設されると発表した。

外相は、「これらの新しい公館は、ウクライナ国家、ウクライナビジネス、ウクライナ国民の利益保護のための追加的可能性だ。私は、これらの大使館・領事館が速やかに開設され、専門的人材を任命することを約束する」と発言した。