クレーバ外相、ウクライナ外交過去1年間の5つの達成を発表

ドミトロー・クレーバ外相は4日、過去1年のウクライナ外交の5つの重要達成を発表した。

ウクライナ外務省フェイスブック・アカウントに外相による動画メッセージが掲載された

クレーバ外相は、「ウクライナ外交は、国家としてのウクライナ、ウクライナのビジネス、ウクライナ国民の防衛のためにある」と述べ、ウクライナ国民の選択を実現するために毎日働いていると発言した。

外相は、その仕事は、ウクライナが成功した強力で欧州的国家になり、欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)に加盟するためであり、ウクライナ国民が世界の中で自国を誇れるようになり、ウクライナ国家に守られていると感じられるようにするためであり、さらにウクライナがサクセス・ストーリーを生み出すためのものだと説明した。

外相は、共同の努力にて目的を達成できるのだと述べつつ、過去1年の5つの主要な達成を発表した。

1.NATO高次機会パートナーシップ(EOP)。ウクライナは、NATOの6の最も緊密なパートナー国の1国となった。

2.ルブリン・トライアングル。ウクライナとリトアニアとポーランドの3国が新しいフォーマットを形成。

3.新型コロナウイルス感染症世界的拡散初期の世界の都市封鎖の際の25万人以上のウクライナ国民の帰還人道支援(300万以上の検査、1500台以上の人工呼吸器、約600万の個人防護具)の獲得。

4.外交官の努力による、海賊、テロリスト、終身刑からの30名以上のウクライナ国民の解放、その他1600名以上の拘束されていた国民の国外での解放。

5.ビジネス。ウクライナ外務省と大使館の支援により、ウクライナ企業が国外の入札に成功、国外パートナーとの間で53の契約締結。外務省は、国家食料品安全消費者保護局とともに、新たな市場を3つ開拓。

なお、3月4日は、シュミハリ内閣の組閣から1周年となっている。