ロシアが追訴する政治囚133名 半数以上がクリミア・タタール人=オンブズマン

ロシア連邦は、捏造した罪と政治的動機にて133名のウクライナ国民を追訴しており、その内78名がクリミア・タタール系住民である。

24日、リュドミラ・デニーソヴァ最高会議(国会)人権問題全権がフェイスブック・アカウントにラウンドテーブル「クリミア・プラットフォーム クリミア脱占領への道」の動画を掲載した

デニーソヴァ氏は、「ロシア連邦は、捏造の罪でウクライナ国民を追訴することで、欧州人権保護条約第10条を何年も違反している。ロシア連邦は、現在ウクライナ133名を政治的動機で追訴しており、その内114名が拘置されている。15名がクリミアで、99名がロシア領内にいる。その内78名がクリミア・タタール人である」と報告した。

同氏はまた、拘束されている人々には未成年の子供がいるとし、親の拘束されている子供の数は198名に上ると伝えつつ、ウクライナ政府に対して、その子供たちの家族を支援するよう要請した。