クレーバ外相、カナダ外相と電話会談 自由貿易協定拡大を協議

クレーバ外相は16日、カナダのガルノー外相と電話会談を行い、ウクライナ・カナダ自由貿易協定におけるサービス・投資分野に関する項目の効力拡大について協議を行なった。

ウクライナ外務省広報室が伝えた

発表には、両外相は、ウクライナ・カナダ間の政治、安全保障、国防、貿易、投資、移民分野における連携活性化を協議したとあり、自由貿易協定のサービス・投資分野に関する項目の効力の拡大協議を開始することで合意したと書かれている。

クレーバ外相は、カナダによるウクライナ軍人訓練ミッションUNIFIERの活動につき謝意を伝えた。

クレーバ外相はまた、クリミア・プラットフォームにつき、クリミア脱占領に向けた国際社会の努力を集結させるための場であると説明し、カナダ側を今年の同プラットフォームの初回首脳会合への参加に招待した。

両外相はまた、COVID-19対策とワクチン接種についても話し合った。

その他、両外相は、昨年1月のイランにおけるウクライナ国際航空旅客機PS752撃墜事件の罪人の責任追求のために、イランとの協議を次の段階に進めるための行動調整と立場形成の重要性を強調した。

ガルノー外相は、カナダはウクライナの主権と領土一体性を一貫して支持していると指摘した。