独CDUラシェット新党首「私たちはウクライナをサポートせねばならない」

ドイツ与党CDUのアルミン・ラシェット新党首は、ウクライナへ欧州展望を付与するアイデアを支持する発言を行った。

アンドリー・メリニク駐独ウクライナ大使がツイッター・アカウントで伝えた

メリニク大使は、ラシェット氏のドイツメディアへのインタビュー時の発言を紹介する形で、「ラシェットCDU党首は、欧州連合(EU)拡大のアイデアとウクライナへの欧州展望を支持している!」と報告した。

大使は、インタビューの該当する部分を引用し、「ウクライナはEU加盟国となるべきか?」との問いに対し、ラシェット氏が「私たちは、ウクライナをその困難な道においてサポートせねばならず、また欧州展望を開くことも支持すべきだ」と発言したと伝えた。

なお、大使は、ラシェット氏が同インタビューにてロシア連邦に対する制裁の維持とウクライナとEUのさらなる接近も支持する発言をしたと伝えた。

これに先立ち、1月16日、CDUは党大会にて、ラシェット氏を同党新党首に選出していた。

ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は1月22日、ラシェットCDU党首と電話会談を行っている

今後、CDUは、今年4月、協力関係にあるキリスト教社会同盟(CSU)とともに、秋のドイツ議会選挙に向け、統一の首相候補を決めることになる。