中国企業への制裁は中国コロナワクチンの供給には影響しない=保健相

マクシム・ステパノウ保健相は5日、ウクライナが複数の中国企業に対して制裁を科したことが中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製コロナワクチンの供給に影響を及ぼすことはないと発言した。

ステパノウ保健相が最高会議の演台にて発言した。

大臣は、「ワクチン供給における一切の問題は想定されていない」と発言した。

これに先立ち、2020年12月末、ウクライナ政権はシノバック社との間の200万回分のワクチンの購入契約について発表。

同時に、ウクライナは、本年1月、航空機用エンジン製造企業「モトール・シーチ」社の株主を含む、中国国籍の実業家王靖(Wang Jing)氏含む複数の個人・法人に対する制裁を発動していた。