中国シノバック製ワクチンの3、4週間後受け取りに期待=シュミハリ首相

ウクライナは、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製コロナワクチンの初回分(70万回分)を3、4週間以内に受け取れることを期待している。

26日、デニス・シュミハリ首相が最高会議議場にて発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

シュミハリ首相は、「12月30日、ウクライナは、シノバック・バイオテック社との間でワクチン購入契約を結んだ。(中略)先週、治験の行われていたブラジルにてそのワクチンの利用が認められた。私たちは、およそ3週間、遅くても4週間後には、最初の70万回分の同社ワクチンを受け取れることを期待している」と発言した。

首相はまた、コロナワクチンの世界各国で購入・分配する枠組みCOVAXから、ウクライナは年内に800万から1600万のワクチンの供給を受けることを期待していると述べ、「2月1日までにCOVAXが最初の分配に(編集注:ウクライナを)加える決定を下すことを期待している。肯定的な結果が得られた場合は、私たちは、2月中に20万のファイザー・ビオンテック社ワクチンを受け取れる」と発言した。

首相は、ウクライナがCOVAXの枠組みで受け取れる可能性が大きいワクチンは、ファイザー社、アストラゼネカ社、ノヴァヴァックス社、サノフィ社のワクチンだと発言した。