OSCE監視団は被占領下クリミアの遠隔監視を始めるべき=クレーバ外相

ドミトロー・クレーバ外相は19日、欧州安全保障協力機構(OSCE)ウクライナ特別監視団(SMM)は一時的被占領下クリミアの状況を遠隔で監視し始めるべきだと発言した。

クレーバ外相が、キーウ(キエフ)を訪問しているOSCE今期議長のアン・リンデ・スウェーデン外相との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

クレーバ外相は、「今日、私は、SMMは私たちの国全土にマンデートを持っていること、またクリミアの状況を遠隔で監視し始める機は熟していることを強調した。OSCE・SMMにはそのような監視を始める機会があるし、被占領下にあるクリミア自治共和国とセヴァストーポリ市の状況を遠隔で分析することが可能だ」と発言した。

外相はまた、リンデOSCE議長に対して、クリミア・プラットフォームについて伝え、スウェーデンの同プラットフォームへの招待を再確認したことを伝えた。

なお、19日、リンデ・スウェーデン外相(現OSCE議長)がウクライナを実務訪問している。