クレーバ外相、2021年の外務省のトップ7優先課題を発表

クレーバ外相は、ロシア侵略との抵抗や新型コロナウイルス感染症との闘い、クリミア・プラットフォームの開始など、2021年の外務省の7つの優先課題を発表した。

24日、クレーバ外相がオンライン記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

外相は、「本日、私は、来年のトップ7優先課題とウクライナ外交の基本を発表したい。そのうちいくつかは、今年行ってきたことの続きであり、またいくつかは質的に新しいものの提示となる。新しいものとは、私たちが新年に完全な状態で活動を開始できるよう、作業・準備してきたものだ」と発言した。

外相は、一つ目の優先課題は、ロシアの侵略への対抗、ウクライナ安全保障の強化だと発言した。

そして、二つ目はCOVID-19拡散との闘いの支援、三つ目はクリミア・プラットフォームの開始だと発表された。

続けて四つ目の優先課題は、国外のウクライナ人に関する新しい効果的な政策の作成だと述べた。外相は、「そのような政策の必要性は熟しており、私たちは、国外ウクライナ人との連携を質的に新しいレベルに引き上げなければならない」と発言した。

五つ目はウクライナ製品の輸出の推進と拡大と投資の誘致、六つ目はエネルギー問題であり、水素エネルギーのような再生可能エネルギーの維持・強化だと発言した。

外相は、「エネルギーは、完全に経済問題なわけではない。それは、政治問題である。グリーン・エコノミーに移行する時間を失った者は、発展にて遅れを取り、世界にて立場を失うことになる」と発言した。

そして、7つ目の優先課題は、アフリカ大陸へのウクライナの立場の強化だと発言した。