米国に対露制裁を緩和するつもりは全くない=元米大使

ウクライナ侵略問題関連のでロシア連邦に科されている制裁の解除や緩和は、米国の議題には存在しない。

16日、スティーブン・パイファー・スタンフォード大学上級研究員(元在ウクライナ米国大使)が、トルコ遺産の主催したオンライン・ディスカッションにて発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

パイファー氏は、「米国には、対露制裁緩和の意向は全くない。私は、問題となるのは、他の西側諸国が遅かれ早かれ制裁を強化する際に、米国が同意する準備があるかどうか、という点のみだと考えている」と発言した。

同氏はまた、その対露制裁強化についても「ワシントンにとってより、EUにとっての方が大きな問題であろう」と指摘した。