米上院、防衛権限法を可決 対ウクライナ支援や露ガスパイプライン制裁含む

米上院は11日、2021年会計年度の国防予算を定める国防権限法案を可決した。同法案は、対ウクライナ軍事支援予算やロシアの対欧州新天然ガスパイプライン「ノルド・ストリーム2」への制裁を含んでいる。

ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

同法案は、賛成84、反対12にて可決された。

なお、米下院では、すでに8日に同法案を可決している

米議会上下院が同法案を3分の2以上で賛成しており、大統領が拒否権を発動した場合も覆すことが可能となる。