クリミア占領もドンバス侵攻も忘れてはならない=スペイン外相

3日、スペインのアランサス・ゴンサレス・ラヤ外相は、スペインがウクライナの領土一体性を常に支持してきたことを喚起し、クリミア占領とドンバス侵攻を忘れるべきではないと発言した。

ゴンサレス・スペインが欧州安全保障協力機構(OSCE)外相理事会にて発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゴンサレス外相は、「クリミアの占領とドンバスの侵攻が続いていることは忘れてはならない。その紛争は、今も活発な局面にある。スペインは、ウクライナの国際的に認められた国境内での主権と領土一体性を支持する立場をいつも維持してきた」と発言した。

外相はその上で、ミンスク諸合意は「平和的情勢解決達成の最前の手段」だと発言した。

また、外相は、7月末に始まった停戦につき、違反は見られるが、犠牲者の数は紛争開始から最も低い水準にあると指摘した。

なお、3日から二日間にわたり第27回OSCE外相理事会が始まっている。