ウクライナ国会解散・総選挙は検討されていない=大統領府副長官

ウクライナ最高会議(国会)の解散・総選挙は、検討されていない。

キリロ・ティモシェンコ大統領府副長官がテレビ・インタビュー時に発言した

ティモシェンコ副長官は、「選挙が例えば春にあるかという質問だが、その質問は、私が目にしている範囲では、全く議題にないものである」と発言した。

同氏はまた、「議会に生じている客観的な問題はある。誰もが、その問題は業務上のものであることは理解しているのだが、しかし、私たちはその問題をなんとか解決し、会派、特に(与党)人民奉仕者党会派の団結をまとめようとしている」と述べた。

同時に、同氏は、複数政党が地方選挙が終わっても選挙本部を解散しないでいることを指摘し、それは国にとって良くない、社会の不安定化に繋がるものだと指摘した。

同氏は、「事態はシンプルだ。国民が大統領を選び、国民が最高会議を選んだのであり、それは民の決定である。そして現在、他勢力がその民の決定を無効化するために行動しているわけだ。毎日毎日、その行動は大きくなっており、それは議会選挙の日を近づけるため、連立与党が必要だと述べるために行われている」と発言した。