ウクライナ国境警備庁、露RTのカメラマンの入国を不許可

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国境警備庁は、被占領下クリミアへの違法入域を根拠に、ロシア国営RT局のカメラマンのウクライナ入国を認めなかった。

ウクライナ国境警備庁広報室が伝えた

発表には、「1971年生まれロシア連邦国民は、自動車にてウクライナ側へと向かっていた。同人物は、国境通過のためにオデーサ州の『クチュルハン』通過検問地点を選んだ。同人物は、モルドバからロシアへのトランジットをする予定だと発言した」と書かれている。

しかし、パスポートコントロールにて、同ロシア国籍者についてデータベースを参照した際に、同人物がこれまで被占領下クリミアに違法に入域したことがあるとの過去の情報が見つかったという。

追加的調査の際に、クリミア占領期に、同人物は、ロシア連邦領から航空機にて同地に入域していることが判明したとのこと。同人物は、クリミアにてRT局のための動画撮影をしていたという。

国境警備庁は、ウクライナ領一時的被占領地出入域手続き違反を受け、同人物のウクライナ国境越境を拒否し、今後3年間のウクライナ入国を禁じたと発表した。

なお、ウクルインフォルムは、関係者の情報から、同人物は、9月12日にベラルーシ首都ミンスクの女性の行進の際にベラルーシの記者を襲撃した人物であることを判明させた。ベラルーシのニュースサイトReform.byによれば、同男性の名前は、イーゴリ・ザビデイ