保健相、都市封鎖実施の条件に言及

新型コロナウイルスの1日の感染者が2万5000から3万となり、医療崩壊の危機に近づいた際には、政府は都市封鎖(ロックダウン)を導入する可能性がある。

23日、ステパノウ保健相がICTV局番組出演中に発言した。

ステパノウ氏は、「完全都市封鎖について話をする時に私たちが参照している数字は、私たちの医療体制の稼働率のみである。現在の変動と、入院している感染者の数からすると、それ(完全都市封鎖)は、2万5000人から3万人までに起こり得ると言うことができる。私たちの現在の計算では、そのような場合、医療体制の稼働率は、75〜80%以上となる。それは、深刻な脅威となる」と発言した。

同氏は、それは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者用病床の数の問題であり、病床使用率は現在52%、約5万4000台の病床の内2万7792台が使用されていると説明した。同時に同氏は、COVID-19患者用病床は、常に増やされ続けていると指摘した。