ウクライナは被拘束者相互解放に向け露側に11名のリストを渡した=TCG代表

ウクライナ側は、年内の被拘束者相互解放実現に向けて、ロシア側に11名の解放対象者リストを渡した。

クラウチューク三者コンタクト・グループ(TCG)ウクライナ代表(ウクライナ初代大統領)がニュースサイト「フロマツィケ」へのインタビュー時に発言した

クラウチューク氏は、「私たちは、11名の文書を出した。彼らは完全に準備ができている。私たちは、ドネツィク・ルハンシク両州一部地域側からの同様の提出を待っている」と発言した。

同氏は、ウクライナの最終目的は全員対全員の被拘束者交換だと指摘した。

なお、前回ウクライナ政府側とロシア武装集団側での被拘束者相互解放が行われたのは、本年4月16日であり、20名のウクライナ国民がウクライナ政府管理地域に解放されている。その際、ロシア武装集団側は、ウクライナ政府側から14名が引き渡されたと発表していた。

なお、TCGウクライナ代表団は、本年12月24日まで被拘束者交換を行うことを提案している。