週末防疫措置がうまく行かなければ、厳格な都市封鎖を行う=首相

シュミハリ首相は、14日から導入した週末限定の強化防疫措置が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大を抑制できない場合は、厳格な都市封鎖を行うことになると発言した。

17日、シュミハリ首相が最高会議(国会)の演台にて議員に対して発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

首相は、「週末防疫措置の基本課題は、感染者数を平板にすることだ。つまり、1日の(感染)確認数を12万から15万までの間に収めることである。今後2週間、私たちは、その(週末防疫措置の)最初の結果を目にすることになる」と発言した。

その上で首相は、「もしそれを目にすることができなければ、私たちは、より厳しい防疫措置への準備を始める。そうせざるを得ない」と指摘し、週末限定防疫措置は、厳格な年封鎖を回避するチャンスを与えるものだと説明した。また首相は、週末に防疫措置を強化するのは、トルコとイスラエルでの実施にて効果が出ていると指摘した。

また首相は、3週間後にも1日のCOVID-19確認件数が2万件に達する可能性があると指摘した。

加えて首相は、閣僚会議(内閣)が保健省に対して、1日のPCR検査数を来年初頭に10万件とするよう指示を出したことを伝えた。その際首相は、現在の検査数は1日約5万件だと指摘した。

なお、11月17日、ウクライナ国内の前日の新型コロナウイルス感染(COVID-19)新規確認事例は1万1968件だと発表されている。