ウクライナはナゴルノ・カラバフ戦争の終結を歓迎=外務省声明

ウクライナは、ナゴルノ・カラバフ紛争におけるアゼルバイジャンとアルメニアの間の戦闘行為の停止を歓迎した。

11日、ウクライナ外務省が「ナゴルノ・カラバフにおける戦争の終結に関する声明」を発出した

外務省は、「私たちは、次の行動は、地域の安定と生活に必要な機能の回復なるべきであり、また国際法に基づいたナゴルノ・カラバフ紛争の完全な解決の達成に向けた国際的努力の継続となるべきだと考えている」と伝えた。

声明には、ウクライナがアゼルバイジャンの国際的に認められた国境内での領土一体性を不変かつ無条件に支持していることが喚起されている。

外務省はその点につき、「ロシアの侵略により現在まで苦しみ続け、領土の一部がロシアにより一時的に占領され続けているウクライナにとって、この原則は根本的なものである」と強調している。

これに先立ち、11月9日、アルメニアのパシニャン首相が、ナゴルノ・カラバフにおける停戦に関し、ロシアとアゼルバイジャンとの間で合意に至ったことを明らかにしていた。